雑記

ゆる~く、想いついたことを、語る

効率よく動こうとすると動けない

昨日は午前中に洗濯と掃除をした。

午後には車をざっと洗った。そんな一日に思ったことです。


昨夜(8/13)の入浴で湯船に張った残り湯で洗濯をはじめる。
トイレの掃除もしようと思い、掃除を始める。
車の洗車も残った残り湯でざっとやっておきたいね。
珍しくやる気がある。

思いついた順番に始めてふっと思った。
トイレの掃除や車の洗車で服が汚れたら、洗濯したいよね。
じゃ、最初に洗車をして、トイレを掃除して、洗濯をすると良いのかなぁ。

でも、洗車はすぐにしたくないなぁ、洗濯物がたまったんだから洗濯が一番だよ。
と考えていて、効率的に動こうとすると、
何をどの順番にと考えるために、止まるんだなぁと気づいた。

効率的に動こうとすると動けない!

ふたつみっつならともかくも、これがいくつもになると、
Aが先か、Bが先か、Cは…と考えてると動けない時間は長くなる。

とりあえず洗濯をする、洗濯機が動いてるあいだに、トイレの掃除をする。

効率を順番を考えるより動いていたら、
トイレ掃除を終えて一息ついた頃に洗濯が終わった。
早っ!
と思ったけれど、洗濯機を回してトイレ掃除をしてたから、
洗濯の終わりを待っていなかったぶんの時間が短く感じたんだと思う。

服が汚れたら次回でいいよ、という諦め、
とりあえずしたいこと・できることからやってしまうこと、
計画性とか効率とか考えない、無駄を許容するってことで、
結果的には動くことができていたと思った。

職場で新人の時、ちょっと流れがわかってきたところで、
効率的に動かなくちゃと思って考えていたら
何してんの!さっさと仕事してと言われた。
とりあえず、目の前の仕事をしてたら、
効率を考えて、あれしてこれしてって気がつかないか? と言われた。
そして言われるのが、お決まりの言葉で、
わからなかったら聞いて!
言われたことだけしてください!


動いても、動かなくても、効率が悪いって言われる。

効率的に動こうとすると動けないってことがわかっていたら、
がっちりマニュアル(手順書、優先度・順番)をつくって渡すか、
とりあえず、やってもらって経験則を積んでもらう(習熟には個人差大きい)か、
受け入れ側が考えられると思う。 ていうか、考えてくれよと思う。
動けない状態(心理的に)の人に
動け!と指示してるってことに気づけよぉ!
ってクレクレ星人炸裂だ。


効率的に動け!
という要求はとっても非効率だって思った。

あぁ~、就職=使われ たくねぇなぁ。(¬_¬)

 

 

ついでに、新人の時に嫌な言葉は、

見てわからない?!

はい、XXが⚪⚪です、どうしますか?考えてください。

見てわからない?!
見てわからないから、気づかないからできていないのに、
できていないのに気づかないのか?
と問うのは問いを発する側の優越感でしかないと思う。
終結果の判定ができない者に、最終結果の正否を要求する、
率直に何ができていないかを伝えるのが良いと思う。
この言い方では、できないことを、恥じろ!と
心理的に抑圧する、抑圧された時おこるのは、
状況の理解ではなく、状況への感情、それも負の感情でしかない。


はい、XXが⚪⚪です、どうしますか?考えてください。
これも同じ、答えが決まっていることを考えさせるというのは、
本当の思考力ではなく、順応することを要求することだ。

はい、XXが⚪⚪です、私ならこうします。
あなたならどうしますか?考えてください。
と、答えを提示したうえで考えることを求めるなら、まだ良い。
問題の解決法がわかったうえで=状況理解が安定したうえで、
他の解決法があるか?と問うなら思考力につながるだろう。


どちらも自分で考えることを促しているつもりだろうが、
問いを発する側の優越感でしかないと思う。
優越感を示すための時間は、非効率だし、不健康だと思う。